『キュッフェ農園』について
私たちの農園では、農薬不使用&化学肥料不使用、そしてこの土地に最適な農法で、お野菜やワイン用のブドウを育てています。こだわりの野菜たちはお店で食べられるのはもちろん、ティーやドライドレッシングなどキュッフェの商品にもなっています。また、お野菜やハーブたちは、こだわりの飲食店さんに送られ、素敵な一皿に変身したり、お客様のご自宅に届けられ美味しい食卓に登場したり…。多くの皆様にご愛顧いただいております。
美味しく安全な野菜作りは,豊かな土を作ることから始まります。
毎秋、集落のたくさんの落ち葉を二人で何トンも集めて集めて「落ち葉たい肥」を作ります。集めた落ち葉に米ぬかを混ぜながら水をかけて踏み固めると、徐々に発酵して、とても良い「落ち葉たい肥」になります。そしてこの発酵熱を利用して寒い冬の終わりに夏の野菜の育苗を始めます。
こうして3〜4か月かけて育てた苗を、落ち葉たい肥ともみ殻で作った燻炭、薪を燃やした灰と共に、大切に畑に植え込んでいきます。
そんな土に撒く種は、遺伝子操作を行っていない、昔ながらの「固定種」や、地域で伝統的に栽培されている「在来種」を選んでいます。
効率よく栽培できるよう改良された現代の品種とは違い、成長も一本一本まちまち。お手入れも一本一本の様子を見ながら、それぞれの個性に合わせた「お世話」をする事になります。
『キュッフェのブドウ畑』
ワイン用のブドウも、農薬や化学肥料を使っていないので、どの品種がこの産山の気候に合うのか、試行錯誤のために十数種類を植えてみます。
ひょろひょろだったりがっちりだったり、品種で成長や太り方、葉の茂り方が全部違います。
海外のブドウ畑のように、垣根のように並んだブドウの木。日本でも増えてきたこの仕立て方でブドウ栽培に挑戦しています。
2016年に開墾、植え込んだ葡萄の苗も実を結びはじめました。数年後にはいよいよ本格的な葡萄の実の収穫を迎えます。ワイン造りは長年の夢と努力の結晶になることでしょう。
葡萄の皮についた天然の酵母だけで発酵醸造した、キュッフェらしいナチュールワイン造りを目指しています。